修学旅行をより充実させる学習の場にするために

修学旅行をより充実させる学習の場にするために%e4%bf%ae%e5%ad%a6%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%8a%e3%82%8a
      岡崎市立緑丘小学校  米澤 篤司

本校では、修学旅行で奈良・京都を訪れている。昨年度は、児童の主体的な活動を取り入れ、奈良では、奈良公園で班別学習を、京都では、班ごとに事前に計画を立ててタクシーで見学地を回ることを実施した。修学旅行を充実したものにするために、様々な資料をこちらで事前に準備をしたが、その一つとして、「修学旅行のしおり―奈良・京都編―」を活用した。また、修学旅行から帰ってきた後に、もう一度本資料を活用することで、修学旅行での学習がさらに深まるのを感じることができた。

                    事前学習の資料として活用

%e4%bf%ae%e5%ad%a6%e6%97%85%e8%a1%8c%e4%ba%88%e5%ae%9a%e8%a1%a8 本資料の良さはたくさんあるが、特に、「奈良公園の案内図」や「タクシー移動時間マップ」といった、班別学習で実際に見学地に回る際の所要時間が明記されており、それを目安に計画が事前に立てやすいという点である。子どもたちに見せたい場所や行かせたいエリアなども、これを見ながら指示を出せば、子どもたちは容易に計画を立てることができた。また、各見学地の拝観時間や拝観料が明記されているため、どこにどれだけ料金がかかるといった情報も、直接調べなくても分かってしまう。さらに有効だったのは、各見学地の紹介方法が、歴史を初めて学ぶ小学六年生の児童でも分かり易いものになっており、難解な読み方にもきちんと振り仮名がふってある。インターネットや図書資料での調べ学習も行ったが、ここまで丁寧に振り仮名がふってある資料はなく、たいへんありがたかった。何よりも、奈良・京都の見学地がコンパクトに一冊にまとめられている資料はなかなかない。%e3%82%bf%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%82%8a%e3%81%b0
修学旅行の事前学習では、いつもかばんの中に本資料をしのばせ、いつでも調べ学習ができるようにすることで、子どもたちの修学旅行に対する学習面での意欲付けを図ることができた。

修学旅行の学びを深める学習の活用

修学旅行後、子どもたちが見学地の中で一番すごいと感じたことや疑問に思っていることを大事にしながら、図書資料とともに本資料を活用した。もちろん、旅行先で実際に見たり聞いたりしたことが一番大切な資料となるのだが、子どもたちの記憶を呼び起こし、学んだことがより深まるようにするための手立てとして活用を図った。旅行当日の様子を思い出しやすく、まとめる際の写真資料も活用しやすいように修学旅行の生活班で協力してまとめを進めた。
まとめに関しては、発表することを通して、修学旅行の班別学習の交流ができると考えた。発表形式にクイズを取り入れたり、ペープサートを利用したりすることでより楽しい学習の場となった。ここでも、資料の分かりやすさから、まとめも学級のみんなに伝わりやすいものが多く、自分たちの学びを深めるものとなったと感じた。%e4%bf%ae%e5%ad%a6%e6%97%85%e8%a1%8c%e4%ba%8b%e5%89%8d%e6%8c%87%e5%b0%8e

修学旅行をより充実させる学習の場にするために” に対して1件のコメントがあります。

  1. 寺本潔 より:

    修学旅行指導に丁寧な姿勢で臨まれ、敬服致します。旅行の栞が、完成度高いようですね。また、事前、事中、事後指導にも力を入れておられる点が素晴らしいです。日本の修学旅行もSDGSの視点を加味し、探究の学びとして刷新される必要も感じています。

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